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親知らずが痛い・抜くか迷っている

親知らず

精密な診査・診断を基に、
的確かつスムーズな抜歯を実現

痛みが少ない・腫れを
なるべく抑える親知らずの抜歯

親知らずは口の中で最後に生えてくる歯であり、スペースが不足しているなどの理由から、正常に生えてくることは稀です。そのため、親知らずの生え方には上向き、下向き、横向きなどさまざまなパターンがあります。歯ぐきからしっかりと出ており、適切な歯磨きが可能な場合は、抜歯が必要ないこともあります。
当院では、CTやレントゲンを使用して親知らずの抜歯が必要かどうかを判断し、抜歯の際にはできるだけ痛みを感じないよう配慮しています。

親知らずの抜歯の症例

症例の詳細はこちら

Point

高田兄弟歯科・矯正歯科の
親知らず抜歯のポイント

Point01 – 04

歯科用CTを用いた
精密検査を実施

当院では、親知らずの抜歯をより安全に行うために、事前に歯科用CTを使用して精密検査を行います。これにより、親知らずの歯根の状態や神経、血管の位置を正確に把握し、抜歯に伴うリスクを軽減しています。

Point02 – 04

痛みの少ない親知らず抜歯

麻酔の際には、あの「チクッ」という痛みすら感じないように配慮しています。表面麻酔や極細針を使用し、痛みを感じにくい部位にそっと麻酔を行いますのでご安心ください。麻酔が効いてしまえば、治療中の痛みはありません。また、治療後の痛みは鎮痛剤でコントロールすることが可能です。

Point03 – 04

安心して治療を受けられる
院内感染対策

当院では、スタッフ全員が高い感染予防意識を持ち、衛生的で安全な親知らずの治療をご提供しています。治療時の細菌感染は術後の痛みや腫れの原因となりますが、当院では高度な外科処置でも安心して治療を受けられるように院内感染対策を徹底しています。
治療部位の洗浄には「EO水」という体に優しい特殊な殺菌水を使用しています。術後に腫れや痛みが生じた場合は、点滴による抗生物質の投与で速やかに炎症を抑えます。

Point04 – 04

大学病院と連携し、
適切な処置法を提案

症例によっては、大学病院や総合病院での処置が適切と判断される場合もあります。当院は大学や総合病院と連携しているため、患者様の情報共有を確実に行えます。処置後に予後が不安定な場合でも、連携によるフォローアップ体制を整えています。

What’s wisdom tooth?

親知らずとは

親知らずがまっすぐに生え、きちんと磨けている場合は特に問題ありません。しかし、斜めに生えてきたり、完全に生えきらなかったりする場合は注意が必要です。食べかすが溜まりやすくなり、磨き残しが増えて虫歯の原因となるなど、さまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。
放置したままにしておくと痛みが生じたり、腫れたりします。
当院では親知らずの抜歯の際に極力痛みがないように努めております。まずはご相談ください。
精密検査のもと、抜歯の必要があるかをお伝えいたします。

抜歯したほうがいい場合

  • 親知らずが斜めや横向きに生えており、痛みや不快感を引き起こしている場合
  • 歯ぐきに対してまっすぐ生えているものの、虫歯が進行している場合

抜歯しなくてもいい場合

  • 親知らずが歯ぐきに対してまっすぐ生えており、虫歯も痛みもない場合
  • 完全に歯ぐきに埋まっていて、痛みがない場合

Tooth extraction

親知らず抜歯の腫れ・痛みについて

腫れ

抜歯後、歯ぐきの腫れは2~3日でピークに達しますが、通常は1週間程度でおさまります。感染予防のために抗生剤を処方しますので、歯科医師の指示に従って服用してください。

痛み

抜歯前には必ず麻酔を行い、十分に効果が出てから抜歯を開始するため、ほとんど痛みを感じることはありません。稀に麻酔が効きにくい方もいますが、その場合は追加の麻酔を行います。親知らずの抜歯後は、痛み止めを服用して経過を見ます。
特に歯ぐきの中に埋まっていた歯や下の親知らずを抜く際には、強い痛みを感じることがありますが、多くの場合、2~3日で痛みは和らぎます。

Trouble

親知らずによって引き起こされる
トラブルについて

Trouble.01虫歯
親知らずが斜めに生えてきたり、途中までしか生えてこなかったりした場合、歯ブラシが届きにくくなるため、虫歯が発生しやすくなります。さらに、親知らずとその手前にある第二大臼歯との間に汚れが溜まりやすく、手前の歯も虫歯になりやすい状況が生じます。親知らずが虫歯になった場合、抜歯で対応できますが、手前の歯(第二大臼歯)は重要な役割を果たしているため、抜くことができません。このため、親知らずの状態に対しては特に注意が必要です。
Trouble.02歯肉の炎症
親知らずが斜めに生えたり、真っすぐ生えていても途中までしか出てこなかったりする場合、歯と歯肉の間にプラークや食べかすが溜まりやすくなります。この結果、親知らず周辺の歯肉が不衛生になり、炎症を引き起こします。この炎症は「智歯周囲炎」と呼ばれ、歯肉の腫れや痛みを伴います。さらに、炎症が重症化すると、口を開けることが困難になったり、顔が腫れたりすることもあります。炎症がひどい場合は、まず炎症を軽減させてから抜歯を行うことが一般的です。
Trouble.03歯根の吸収
親知らずが手前の歯に食い込むように生えてくると、手前の歯の歯根が吸収される(根っこが溶ける)ことがあります。歯根吸収が進行すると、親知らずだけでなく、手前の歯も抜歯が必要になることがあります。これにより、さらなる歯列の問題や咀嚼機能の低下が生じる可能性があるため、早期の対応が求められます。
Trouble.04口臭
親知らずの周辺が不衛生になると、口臭の原因となることがあります。炎症が進行して歯肉に膿がたまったり、虫歯が進行したりすることも口臭の原因となります。特に、智歯周囲炎が発生すると、口臭は一層強くなることがあります。そのため、親知らずの周辺を清潔に保つことが重要です。
Trouble.05顎関節症
親知らずが伸びてくると、顎を横に動かした際に手前の第二大臼歯と異常な接触が起こることがあります。このような異常な接触は、顎に過度の負担をかけることとなり、顎関節症を引き起こす可能性があります。顎関節症は、顎の痛みや音がする、口が開きにくいなどの症状を伴うため、早期の診断と対応が必要です。親知らずが原因でこれらの症状が発生した場合、適切な治療を受けることが大切です。

Flow

抜歯の流れ

Flow01

問診・検査

初診時にレントゲンやCTを撮影し、親知らずの状態を詳しく確認します。その結果を基に患者様に状態と抜歯の説明を行います。神経が近い場合は特に注意が必要です。安全な抜歯を行うため、初診当日の抜歯はほとんど行っていません。

Flow02

抜歯

親知らずの抜歯を行います。抜歯が不要な場合は、適切な処置を施します。

Flow03

抜歯後の消毒・確認

術後は腫れや痛みが伴うことがあり、1週間程度続くこともあります。そのため、抗生剤と鎮痛剤で対処していただきます。来院が可能な方には、翌日に消毒と状態確認を行います。来院が難しい方は、症状が悪化した場合にご連絡ください。

Flow04

抜糸

抜歯後約1〜2週間で抜糸を行います。治癒に不安がある場合は、複数回のフォローアップを行うこともあります。かかりつけの歯科医院がある場合は、診療情報をご提供し、今後の虫歯や歯周病の治療を依頼します。