腫れ
抜歯後、歯ぐきの腫れは2~3日でピークに達しますが、通常は1週間程度でおさまります。感染予防のために抗生剤を処方しますので、歯科医師の指示に従って服用してください。
親知らずが痛い・抜くか迷っている
精密な診査・診断を基に、
的確かつスムーズな抜歯を実現
親知らずは口の中で最後に生えてくる歯であり、スペースが不足しているなどの理由から、正常に生えてくることは稀です。そのため、親知らずの生え方には上向き、下向き、横向きなどさまざまなパターンがあります。歯ぐきからしっかりと出ており、適切な歯磨きが可能な場合は、抜歯が必要ないこともあります。
当院では、CTやレントゲンを使用して親知らずの抜歯が必要かどうかを判断し、抜歯の際にはできるだけ痛みを感じないよう配慮しています。
親知らずの抜歯の症例
備考 | 親知らずを放置することで、第2大臼歯に影響が及んでしまったという症例です |
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Point
Point01 – 04
当院では、親知らずの抜歯をより安全に行うために、事前に歯科用CTを使用して精密検査を行います。これにより、親知らずの歯根の状態や神経、血管の位置を正確に把握し、抜歯に伴うリスクを軽減しています。
Point02 – 04
麻酔の際には、あの「チクッ」という痛みすら感じないように配慮しています。表面麻酔や極細針を使用し、痛みを感じにくい部位にそっと麻酔を行いますのでご安心ください。麻酔が効いてしまえば、治療中の痛みはありません。また、治療後の痛みは鎮痛剤でコントロールすることが可能です。
Point03 – 04
当院では、スタッフ全員が高い感染予防意識を持ち、衛生的で安全な親知らずの治療をご提供しています。治療時の細菌感染は術後の痛みや腫れの原因となりますが、当院では高度な外科処置でも安心して治療を受けられるように院内感染対策を徹底しています。
治療部位の洗浄には「EO水」という体に優しい特殊な殺菌水を使用しています。術後に腫れや痛みが生じた場合は、点滴による抗生物質の投与で速やかに炎症を抑えます。
Point04 – 04
症例によっては、大学病院や総合病院での処置が適切と判断される場合もあります。当院は大学や総合病院と連携しているため、患者様の情報共有を確実に行えます。処置後に予後が不安定な場合でも、連携によるフォローアップ体制を整えています。
What’s wisdom tooth?
親知らずがまっすぐに生え、きちんと磨けている場合は特に問題ありません。しかし、斜めに生えてきたり、完全に生えきらなかったりする場合は注意が必要です。食べかすが溜まりやすくなり、磨き残しが増えて虫歯の原因となるなど、さまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。
放置したままにしておくと痛みが生じたり、腫れたりします。
当院では親知らずの抜歯の際に極力痛みがないように努めております。まずはご相談ください。
精密検査のもと、抜歯の必要があるかをお伝えいたします。
Tooth extraction
抜歯後、歯ぐきの腫れは2~3日でピークに達しますが、通常は1週間程度でおさまります。感染予防のために抗生剤を処方しますので、歯科医師の指示に従って服用してください。
抜歯前には必ず麻酔を行い、十分に効果が出てから抜歯を開始するため、ほとんど痛みを感じることはありません。稀に麻酔が効きにくい方もいますが、その場合は追加の麻酔を行います。親知らずの抜歯後は、痛み止めを服用して経過を見ます。
特に歯ぐきの中に埋まっていた歯や下の親知らずを抜く際には、強い痛みを感じることがありますが、多くの場合、2~3日で痛みは和らぎます。
Trouble
Flow
Flow01
初診時にレントゲンやCTを撮影し、親知らずの状態を詳しく確認します。その結果を基に患者様に状態と抜歯の説明を行います。神経が近い場合は特に注意が必要です。安全な抜歯を行うため、初診当日の抜歯はほとんど行っていません。
Flow02
親知らずの抜歯を行います。抜歯が不要な場合は、適切な処置を施します。
Flow03
術後は腫れや痛みが伴うことがあり、1週間程度続くこともあります。そのため、抗生剤と鎮痛剤で対処していただきます。来院が可能な方には、翌日に消毒と状態確認を行います。来院が難しい方は、症状が悪化した場合にご連絡ください。
Flow04
抜歯後約1〜2週間で抜糸を行います。治癒に不安がある場合は、複数回のフォローアップを行うこともあります。かかりつけの歯科医院がある場合は、診療情報をご提供し、今後の虫歯や歯周病の治療を依頼します。